逍遥倶楽部の活動として、今回も南島原の史跡を巡ったそうです。
まず、長崎市平和公園の平和祈念像を作った、北村西望さんの西望公園。
座学修了により、あと数日で退寮する3年生3名。
昔、口之津町の小さな電気屋さんが、世界で初めて魚群探知機を開発しました。
今では航海計器等のメーカーとして有名となった、古野電気の公園を訪れました。
その後、原城公園へ
江戸時代に発生した島原の乱終結の地、原城跡です。
今回の逍遥で最後に訪れたそうですが、歴史に疎い生徒(380年前ここで起こったことの詳細を知らない)でも、なんとなくという理由で訪問を嫌がったとのこと。
聞くと、地元の方でも、ここに来ると体調が悪くなる方がおられるそうです。
乱でほぼ全ての住人が殺されてしまった結果、島原半島中部~南部が無人となってしまい、その後の小豆島からの移住者がそうめん作りを伝えたという説もあります。
過酷・残忍な圧政を行って乱の原因を作った、松倉の殿様は、島原へ転封される前の領地(奈良県五条市-筆者の出身地の隣町)では商業振興の名君として称えられていたそうですから、人間はわからないものです。
今年度最後の逍遥倶楽部の活動をお伝えしました。