今日は土曜日ですが、本校の生徒は登校しています。
(生徒は中間試験最終日、乗船実習科実習生は海技試験前の補講を行っています)
前々回に引き続き、1日海上実習の様子をお伝えします。
船首で出港前の準備を行っています。
カメラ目線で、、、
出港前に、潮汐表で潮汐を確認する生徒と、、、
出港前の準備に忙しい船長、生徒と、、、
安全確認を生徒に要求する機関長と、、、
0災害で行こう!よし!
既に発電機は1台運転中ですが、出港前にもう1台運転して、いわゆる並行運転の状態にします。(危険性の高い、入出港や狭水道通航時の安全性を高めるためです)
必要な項目(発電機で発生した交流電源の電圧、周波数など)を確認します。
主機関(船の推進に使用するエンジン)の準備を行います。
主機関を始動する圧縮空気の中間弁(タンクと主機関の間に有ります)を開けます。
主機関のエアーランニング(燃料を機関に入れないで、圧縮空気の力だけでエンジンを回すこと)を行い、異常がないことを確認してから、インジケータ弁を閉めます。
機関制御室にて、主機関を始動します。
機関が正常か、制御室の計器で確認します。
現場でも主機関に異常がないことを確認します。現場で確認することが重要です。
次回に続きます。