4月16日、午後から第35期生の初めての海上実習を行いました。
本校では、必ず、最初に点呼による人員確認、最後に点呼による人員確認を行います。
班ごとに整列し、リーダーが点呼の結果を報告します。
点呼の後は服装の点検です。
爪が伸びている者や短い靴下を履いている者は、減点の対象となります。
爪が伸びている状態で作業を行うと生爪を剥がす恐れがあり、短い靴下を履いているとくるぶしや脛を怪我する恐れがあります。
また、着衣(上着のボタンをきちんと留めていなかったり、シャツの裾が上着から覗いていたり)の乱れや帽子をキチンとかぶっていなかったりすることも減点対象です。
点呼と服装の確認が終われば、順次、練習船(1年生の1学期はカッター)へ移動します。この時も、救命胴衣を正しく着用すること、ボートに乗り込んだら直ちに姿勢を低くしてボートのバランスが崩れないように気を付けます。
初めてのカッター乗艇です。
まずは、各部の名称の確認から始めます。
次にオールの扱い方の確認です。
長くて重いオールに皆、悪戦苦闘していました。
来週からは本格的にカッターを漕いでもらうことになります。
基礎的な訓練を終えて、カッターから移動します。
最後もキチンと整列して点呼を取って本日の実習を終了しました。