2年生の実技で、機関実習棟にあるディーゼルエンジンの整備作業を行っていたので、その様子をお伝えします。
実習の様子
部品を磨いています。
整備しているエンジン全景です。
シリンダカバー、ピストン、コンロッド、シリンダライナを取り外した状態です。
手前の円盤状のものがフライホイールです。
シリンダライナを抜き出した後の、シリンダブロックです。
クランクケースの横のカバーを取り外して、クランクケース内を見たところです。
見えているのは、エンジンの心臓部であるクランク軸のピン(いわゆるクランクピン)とクランクアームです。クランクピンにコンロッドの大端部を取りつけます。
ピストンとピストンピン、主軸受などです。
シリンダカバーやピストンなどがシリンダナンバー順に並べられています。
棒状のものが、コンロッドロッド(コネクティングロッド、連接棒)です。
ピストンとピストンピンです。
これがコンロッドのみの状態。大きい方をクランク軸のピンに取りつけ、小さい方にピストンを取りつけます。
シリンダカバーに取りつける、バルブとバルブスプリングです。
最後の方は、本校の船用機関の授業のようになってしまいました。
皆さんの乗っている自家用自動車のエンジンの中にも、同じ部品のもう少し小さいものがあって、それが作動して走っているんですよ。
今度、車に乗るときに思い出していただけると、自動車の見方も変わってくると思います。