本校では、非常時に備えて”自衛消防隊”と”地震防災隊”を決めています。
自衛消防隊は生徒寮の部屋単位を基準に構成されています。生徒寮居室の部屋替えがあり、各居室のメンバーが変更されたので、総合訓練の時間に消防隊と防災隊の各編成で集合して配置を確認しました。
(降雨のため、体育館に集合しました)
まず学年ごとに整列しました。
2年生
1年生
その後、消防と防災の班に分かれました。
諸説明を行いました。
生徒には、(陸上でも船上でも)危険を感じたら配置や役割に関係なく、とにかく逃げるよう指導していますが、海上(特に航海中)の船内で発生した火災では、海上保安庁や消防が来るまで乗組員で対処しなければ、逃げ場がありません。
勿論、ライフボート(救命艇)やライフラフと(救命いかだ)は設置されていますが、大きなうねりがある外洋で、本船から離脱して小さな艇で脱出することは安易に選択されるべき行動ではありません。
自分と仲間の安全第一の原則の上に、自分の家でもある船を守るために、緊急時の配置をしっかり確認する習慣を付けてほしいと思います。