国立口之津海上技術学校ブログ

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National Kuchinotsu Maritime Polytechnical School

3年1日海上実習(10月15日)その3

口之津港出港後、本校の練習船”口洋丸”は順調に航海を続けました。

 

航海中の船橋の様子です。

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良い天気でした。何を指差しているのでしょうか?

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錨舶用の錨と本船をつなぐ、錨鎖です。

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船橋では目視に加えて、レーダー等の電子機器を使用して、航海の安全を保ちます。

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海図に自船の位置を記入して、本船の位置を確認します。

自船の位置を見失うことは、即浅瀬への乗り上げ、座礁などにつながりますので、必ず数分おきに確認します。

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機関室では、機関長がログブック(機関日誌)の記入方法について指導していました。

甲板部(こうはんぶ)の航海日誌も含めて、これらの日誌は官庁に提出することもある大切な書類です。記入には注意が必要です。

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機関室では運転中の主機関の点検を行っていました。

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通常、船舶の当直は4時間おきに交代します。

本校の練習船は、航海時間が短いので、数時間おきに当直を交代します。

交代後の当番が、自船の位置を確認しています。

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操舵、レーダー、見張り等の当番も交代しました。

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本船が目的地の港の港外に到着しました。

煙のようなものが上がっていますが火事ではあ

りません。湯けむりです。

今回の目的港は、温泉で有名な小浜港です。

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着岸の準備をします。

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岸壁が目の前まで近付いてきました

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ホーサー(係船用の太い)ロープを順番に陸岸に送ります。

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係船作業が終わりました。小浜港に到着です。