本校を含む海上技術学校には、長期の休み中に、生徒が実際に運航されている内航貨物船に体験乗船する制度があります。
今年も、夏休み中に2年生が体験乗船を行ってきました。先日、その報告会が行われましたので、ご紹介します。
実際に貨物を運んでいる内航船の雰囲気は、訓練を目的としている練習船とは違ったものがあります。荷主から預かった荷物(石油製品、化学薬品、セメント、パルプ、車、鋼材、鉄道車両など多種多様)を安全確実に目的地まで運ぶという目的のために、乗組員が一丸となって、大型の船舶を運航しているからかもしれません。
その雰囲気をどのように感じるかは人によって違いますが、仕事に一生懸命打ちこんでいる乗組員の姿勢は誰にでも伝わるものであると思います。
報告会で話を聞いた生徒達の中には、来年は僕も!と思った生徒もいたようです。積極的にいろんな体験をしてもらいたいと考えています。